賃貸住宅でペットと暮らす

コミュニティ

既に他の入居者が住んでいる賃貸マンションあるいは中古マンションの検討をするなら、室内だけではなくコミュニティ機能についてもチェックしておいたほうがいいと思います。

 

ペット共生型以外の多くのペット可となっているマンションでは、ペットを飼っている人は全体の1割から2割程度です。つまり大半の入居者がペットを飼っていない状態なのです。すると既に賃貸マンションに入居している人の中でペットのマナーができていない人が1人でもいると、入居後に自分がしっかりとルールを守っていたとしてもあらぬ疑いをかけられてしまう可能性があるのです。そうしたトラブルに合わないために事前に確認しておくことが必要なのです。

 

事前確認のポイントは2つ。
不動産業者や管理人への質問と共有部分の状態をチェックすることです。管理人がいるマンションについては、ペットの飼育に関してルールなどを質問してみることで事情を知ることができます。その際に細かい規則までしっかり説明をしてくれたら、コミュニティ機能がしっかりと機能しているということになります。

 

苦情状況などについても聞いておくと様子をよく知ることができるかもしれません。賃貸の場合には、管理会社や大家さんに聞いて見るといいと思います。

 

共有部分の状態については、マンションのエントランス部分を見て共有スペースが清潔に保たれているかどうか、掲示板にはどんな掲示物が貼ってあるのか、自転車置き場は整頓されているかなどをチェックするといいと思います。

 

最近はマンション内で、ペットの飼い主同士が情報交換をしたり、マナー向上のためにサークル活動を行ったりするペットクラブみたいなものがあり、参加を義務付けているところもあります。こうしたクラブがあるのか、あるならばその活動内容についてなど確認しておくといいと思います。