賃貸住宅でペットと暮らす

費用相場

 

ペット可となっている賃貸物件を借りるときにかかる費用の相場について紹介します。

 

ペット可の賃貸物件は一般的な賃貸物件よりも、入居者同士のトラブルの心配や退去の際のメンテナンスに手間がかかるため賃料がやや割高に設定されています。

 

古い賃貸物件ではあまり変わりませんが、比較的新しいものだと設定を高くしても借り手がいるため賃料が高くなるのです。一般的に2割くらい高くなると言われています。自分の予算を考えて古くて安い物件にするのかきれいで新しい物件にするのか選ぶようにした方がいいと思います。

 

割高なのは賃料だけではありません。入居するときに必要となる敷金も割高になっています。それはペットがキズをつけたり汚したりした場合、退去する際のクリーニング費用がかかるため一般的な物件よりも多めに支払うことになるのです。クリーニング費用などが敷金の中でおさまればいいのですが、あまりに部屋の状況がひどいと追加料金を請求されることもあるので、その点を考慮しておく必要もあります。

 

敷金の相場としては、一般的な賃貸物件よりもペット可の賃貸物件の方がプラス1ヶ月分多くかかると思っていた方がいいと思います。一般的な賃貸物件の敷金は2ヶ月分なので、ペット可の賃貸物件では3ヶ月分くらいになります。

 

さらに敷金の中で返還されることのない償却額が設定されているかもしれません。契約するときにしっかりと確認するようにした方がいいと思います。

 

ペット可の賃貸物件では一般的な賃貸物件よりも、賃料、敷金、礼金などが割高になってしまいます。しかしペットとの快適な生活を考えてじっくりと選んでほしいと思います。

 

賃貸物件を借りる際に必要となる主な初期費用です。
「敷金」(一般的な敷金相場に賃料を1ヶ月分プラス)+「礼金」+「前家賃」+「仲介手数料」(最大賃料の1ヶ月分)+「ペット保険や火災保険」+「鍵交換代」などです。