賃貸住宅でペットと暮らす

ペットの種類

 

ペットの大きさや種類、頭数などによって選ぶことができる賃貸物件の数が変わってきます。ペットの種類に対して明確な線引きはされていませんが、一般的に賃貸物件でペット可としている部屋は小型犬だけをOKとしているものがほとんどです。

 

それぞれの賃貸物件の大家さんにペットの種類と頭数と大きさなどについて事前に確認しておかなければいけません。交渉次第でペット可となることもごく稀にありますが、かなり労力を使うことになると思うため最初からペット可の賃貸物件を探した方がいいと思います。

 

ペット可となっていても犬や猫や鳥や爬虫類といった種類、小型や中型や大型といった大きさ、頭数が多すぎることなどが原因で入居できない賃貸物件もたくさんあります。

 

ペットが飼育可能な物件では、「小型犬1匹のみ可」というのが最も多い条件です。小型犬は飼い主も扱いやすくて、トラブルにもなりにくい、修繕費もそれほどかからないということで、小型犬1頭だけの場合には賃貸物件の選択肢はかなり広がります。

 

大型犬になると、室内で飼うというよりは庭で飼うことを条件として「飼育可」にしてもらうことが多いようです。大型犬の場合には、戸建の賃貸物件を中心に探していけば条件に合ったものが見つけられると思います。

 

猫は、ペットの中で最も大家さんから敬遠される動物になります。それは爪とぎの跡が部屋に残ることや、マーキングするため臭いが残ることで退去する際の修繕費用が犬より高額になるからです。

 

小型犬のみを可としている物件は、ペット可賃貸物件の中の約6割を占めています。大型犬を可としている物件は約2割。猫を可としている物件や約1割。特に制限をしていないというものが約1割となっています。